もっと真田丸を知る、真田太平記４　信幸　初陣を飾る

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2016/07/10

もっと真田丸、真田太平記　④

虚空蔵山で上杉方を撃破した真田ですが、今度は上杉の意を受けた羽尾勢が丸岩城から打って出、真田の砦である中棚を攻めたてる事態に至ります。昌幸・信繁は上杉を睨んで砥石城へ入っており、上田に築城中で城から出ることは適わない。岩櫃城に出陣命令が下り、信幸が初陣飾ることになります。

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画像参照：土曜日の美女たち

信幸の初陣では角兵衛も共に初陣を飾ります。しかし信幸に「側を離れるな」と明言されたにも関わらず敵に向かって突出し、そのための援軍を送ったため信幸が敵に囲まれることに。気付いた角兵衛は敵を討ち取りながら信幸の元へ取って返し、信幸の危機を防ぎます。

この戦いで信幸は兵を二手に分け、一隊を丸岩城へこれ見よがしに向かわせます。これに気付いた羽尾勢がおびき出されて崩れれば良し、そうでなければ全軍を率いて丸岩城に攻め掛かるというプランを描いていました。武勇のみではなく、冷静に戦略を描ける人物としての面目躍如です。

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さてイレギュラーはあったものの信幸の命を救った角兵衛は、母・久野と山手殿の会話を盗み聞きし、昌幸の愛妾・お徳が妊娠したことを知ります。常日頃、昌幸の寵愛を良いことに信繁が好き勝手していると感じている角兵衛は、ここでまた子が、しかも男子が生まれたら更に信幸がないがしろにされてしまうと考えて、お徳共々子供を殺してしまおうと決意、砥石城に向かいます。

角兵衛からお徳のことを聞いた信幸は全然気にせず、むしろ弟か妹ができることを喜びますが、角兵衛には理解出来ません。角兵衛がいなくなったと聞いた信幸は不穏な気配を捨てきれず、砥石城にいる弟・信繁に注意喚起の書状を送ります。

ep0404

画像参照：土曜日の美女たち

忍びたちも活発に情報を集めています。特に大坂の石山本願寺跡に城を築きつつある秀吉、北条氏直に娘を嫁がせる家康、その家康の元へしきりに使者を送る織田信勝の動静を知るに及び、豊臣と徳川の間で一戦始まるだろうことを掴みます。この報せに血が騒ぐ丹波・昌幸は秀吉の素早い動きにシンパシーを感じると共に、徳川が勝っても真田には何の得もないこと、真田が中央に躍り出るチャンスがあることを喜びます。

一方、信幸からの報せを受けて真田庄を見回る草刈・信繁の前に角兵衛が現れ、制止も聞かずに踏み込もうとしたため生け捕りにします。山手殿にお徳のことを報せていた忍びを斬り捨て、昌幸に報告の上、角兵衛は砥石城の岩牢へ。角兵衛の頭にこびりついていたもう一つのこと、母・久野と昌幸の間に昔何があったのか…このことを問い詰めますが、昌幸は沈黙。驚く信繁を呼んで、岩牢を後にします。お徳の身を守るために、昌幸はお徳を名胡桃城に移すことに。この警護を信繁はかって出ます。

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画像参照：土曜日の美女たち

信繁から事の顛末を聞いた渡瀬・信幸は山手殿と久野を前に報告、「人の道を踏み外すことなきよう」と、釘を刺します。

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今回、角兵衛が真田家を引っかき回します。こうした角兵衛の真田家に仇成す動きは今後も続くことになるので、早々に覚悟を決めた方が良いです（苦笑）。山手殿はお徳の様子を知りたいとは思っても殺してしまうことを考えていたわけではなく、草刈・信繁も「母上に要らざることを伝えていたのはお前か！」と忍びを斬り捨てています。

それにしても渡瀬・信幸、初陣の際の戦働きを父・昌幸に問われてもビクともしません。その兄を嬉しそうに見つめる草刈・信繁といい、本当に良い兄弟。

ところで丸岩城ってどんな城かと思って調べたら、とんでもないロケーションが出てきてビックリ！

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