はしかが免疫機能に影響
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はしかとは
麻疹と書きます。医学的には、ましんと呼びますが、普通は はしかと言っています。ウイルス性の感染症のひとつです。
伝染力が非常に強いことが、ひとつの特徴です。
世界保険機関の推計では、2004年の全世界の患者数は、約50万人だったと報告されています。
主に、東南アジア、中近東、アフリカで発生が多くなっています。
ワクチン接種で、予防していますが、免疫の有効期間は、約10年ですが、流行している株によっては、10年も無いことがあります。
はしかに かかりやすい年齢
流行には、季節性が見られます。初春から初夏にかけて多くみられます。
子供に感染が多くみられます。
2歳以下が、半数を占めます。
そのなかでも、1歳台の子供が多くかかっています。
次に多いのが、10~20歳台
そして、20歳台後半が多くなります。
はしかが、免疫機能の低下を起こす
はしかに、かかると免疫機能が、3年間は低下するのだと言うのです。これは、アメリカのプリンストン大学などのチームが発表したものです。
具体的には、免疫機能が低下するため、はしかの症状が回復してからでも はしか以外の感染症や命に係わる疾患リスクが通常より高くなると言うのです。以前から免疫機能が低下することは言われていましたが、その期間は数か月と言われていたのです。ところが、3年も影響するのですからたまったものではありません。
メカニズムを簡単に言うと、はしかが免疫記憶細胞を死滅させることにあるらしいのです。そして、この免疫記憶細胞は、肺炎、髄膜炎、寄生虫症などの感染症から体を守る働きをしているのです。
通常では、何とない病気でも、もしかしたら命を落とすことにもなりかねません。注意が必要です。
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