肝臓の働きをよくするには
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2015/01/18
肝臓 私の場合
肝臓のことを物言わぬ臓器とかいいます。
どうしてでしょうか。
簡単に想像できることは、痛みがないからだと思います。
大体の臓器は、調子が悪くなると分かるものです。
特に、胃の場合などは、むかむかしたり、シクシクと痛かったり、胸やけしたり。
でも、肝臓の場合はそんな症状が何もありません。
実は、私の父は肝臓の病気でした。若い時は、結構な酒飲みだったようです。
肝機能がどうだ、数値が上がったとか、下がったとか言っていたことを思い出します。
肝臓が、悪かったことで53歳で亡くなりました。
肝臓は、悪くなるとなかなか治療しにくく、回復しにくいという印象を持っています。
また、肝臓とアルコールには密接な関係があることも何となくイメージしています。
父親が肝臓の病気を患ったことももあるので、酒、タバコについては敏感です。
若い時は、無茶に飲んだこともも多かったですが、最近の酒の量は少なめです。
タバコも吸いません。毎年、夏の健康診断では、肝機能は、いたって良好です。
家族の中に肝臓を患い早くに亡くなったものがいるということを意識しています。
私にもその危険性を受け継いでるかもしれないと、注意はしています。
肝臓とは
肝臓は、お腹の中心から右胸より少し下あたりにあります。
ほとんどの部分は、肋骨の中にあります。
重さは、成人の場合1~1.5kgもある人体最大の臓器です。
非常に働き者です。次の働きをしています。
1、代謝機能
各内蔵から届く栄養を分解し、各臓器が必要な形のエネルギーに作り替え届けます。
2、解毒作用
アルコールや薬の解毒を行います。
アルコールを分解して、アセトアルデヒド、そのあと更に、酢酸と水に変えます。
アルコールの量が過ぎるとアセトアルデヒドが蓄積され、肝障害などを起こすことがあります。
3、消化
胆汁を生成、分泌します。
症状が、出ないというのは肝臓自体が、再生能力が高いために少々の問題点を修正しているからなのです。
健康な肝臓の場合70%ぐらい摘出しても半年経てば、自らの再生能力により元の大きさに戻ります。
そのぐらい、強い臓器なので、症状が、出にくい、反面、症状が出たときには重症化しているのです。
アルコールと肝臓、代謝について
お酒を飲んだら肝臓で分解されるのです。 解毒機能です。
アルコールが肝臓に届くと、肝臓は優先して分解します。
胃腸から届く栄養の分解は、後回しです。
すると栄養分がエネルギーに変えられず、脂肪として蓄えられてしまいます。
アルコールを飲むと太るというよりも肝臓の働きをアルコールが、阻害してしまいます。
代謝よりも解毒を優先する。ここは、よく理解して、健康のためにもダイエットのためにも過度のアルコール摂取を控えるようにしましょう。
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