親知らずの抜歯

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2014/12/14 2014/12/28

親知らずとは

乳児の歯が生えるのは、その子の親も「歯が生えてきた」と喜んだりする。歯が生えてきたことを知っている。

それに対して、親知らずは、乳児の時や永久歯が生えてくるとき以外に生えてくるので、親は知らない間に生えていることが多い。そのため親知らずと言うらしい。

そんな、親知らずだが、歯が生えるスペースのない所に無理に生えてくるから始末が悪いのである。

なかには、きちんとまっすぐに生えて、上下のかみ合わせもよい場合がある。

その時は、健康な歯が一本余分にあるのだから儲け物です。

しかし、生え方によっては大変なこともあるのです。

それは、きちんとケアできない場合や、かみ合わせが悪くて支障のある場合です。

ケアがきちんとできないと、親知らずも当然虫歯になります。

虫歯といって、馬鹿にできません。痛いときは、当然我慢できないほど痛いのですが・・・。

痛くない時もあります。そのときは、歯医者にも行かずそのままということも多いと思います。

それが、問題なのです。虫歯菌が脳や心臓付近まで達し、希に死亡することがあるのです。

親知らずの抜歯

先に書いたように、虫歯菌で死亡することもあるのです。

気をつけなければなりません。

だから、親知らずは、時によっては抜歯しなければならないときもあるのです。

私も、２本も抜歯しました。

一度に２本も抜くのは危険もあるということで１本／週で抜きました。

幸い、私の親知らずは上から生えていました。それもまっすぐ。

噛み合わせる位置に下の歯が、きちんとあればよかったのですが。

下の歯と歯の間に位置していたのです。

普段は、なんともないのですが、お肉を食べると限ってその後から下の歯が痛くなるので

歯茎から腫れている感じです。

そして、肉片が下の歯の間に強く挟まっているのです。

そう、隙間に肉の筋などの固い部分を押し込んでいる状態だったのです。

それはそれは、痛いのです。虫歯も痛いですが、歯茎から腫れる痛みは気持ち悪い痛さなのです。

近くの歯医者に行くと、きれな歯並びや。抜く必要はないと言います。

痛いといっているのに。確かに私の歯並びはすごくいいのは事実ですが。

それでも、診察に納得できないので、別の歯医者にいくと『親知らずだ』抜歯する必要があるとの診察結果でした。親知らずは、虫歯もない健康でまっすぐ生えた普通の歯なんですが、２本抜歯しました。

２週間かけて２本抜きました。それほど痛くありませんでした。

歯医者さんの言うことには、上あごに真っ直ぐ生えていたから比較的抜きやすく、痛く無かったのだと。

下顎に横向きなどになっていたら大変ということです。

それは、上あごの場合、重力に逆らって歯の根っこが生えるためそれほど深く育たない。

反面、下顎の場合は、重力方向なのでしっかりと育っているということです。

しかし、私が痛いことに気づき始めたのは、二十歳すぎ。抜歯したのが、四十五歳ごろです。

いつから、親知らずが生えていたのかわかりません。

できるだけ早い時期に抜いていた方が、当然よかったのです。

でも、それが親知らず。見えない奥の方にひっそりと生えていたら当の本人も気づいていない。

まして、親も知る由がない。それが、親知らずです。

まとめ

■親知らずは、いい位置に、真っ直ぐに生えていたら抜く必要はない。

■下顎に横向きなどに生えてきたら、できるだけ早い時期に抜歯する。

■手入れをできない、親知らずは虫歯になったら大変。虫歯菌が、脳や心臓に達したら死亡することがある。

■噛み合わせが、悪い場合、食後に歯が痛くなります。抜歯したほうが、いいと思います。