緑茶、コーヒーを飲むと死亡のリスクが少なくなる
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緑茶、コーヒーを飲む
コーヒー、緑茶を飲むと健康に良いようなことは、以前から言われていました。
そのことが、膨大、長期な追跡結果を元に発表されました。
昨日(2015/5/7)のニュースで、明確な統計結果が公表されました。
内容を下記に引用させて頂きます。
コーヒーや緑茶を日常的によく飲んでいる人は、そうでない人に比べて病気等で死亡するリスクが低い。
全国に住む9万人、40~69歳の男女の生活習慣を19年間にわたり継続調査した結果です。(朝日新聞デジタルより引用)
この結果は、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめたものです。
この研究は、医学のミクロの研究結果では無くて、マクロ的な研究であることがポイントだと思います。
生活習慣と病気、寿命の関係を統計的に調べた結果です。医学的根拠は、まだ、推測段階ですが一つの事実です。
ですから、統計処理が間違っていなければ、凄いデータです。
国立がん研究センターが、統計処理を間違うなんて、ありえないことですから、衝撃的な事実です。
これだけの調査期間と人数のデータですから、疑いようのない事実です。
これに明確な医学的な根拠とメカニズムがくっつけば、人類の平均年齢もますます改善されるはずです。凄い事です。
緑茶と全死亡・主要死因脂肪との関連
男性の危険度 | 女性の危険度 | |
---|---|---|
1日1杯未満 | ||
毎日1~2杯 | 0.96 | 0.90 |
毎日3~4杯 | 0.88 | 0.87 |
毎日5杯以上 | 0,87 | 0.83 |
表のとおり、緑茶を飲む杯数が多くなると、死亡のリスクが低下しています。
この結果について推測されるメカニズムは、緑茶に含まれるカテキンやカフェインなどが影響して良い結果を出しているものと思われます。カテキンの効果は、血圧体脂肪、脂質の調整、カフェインは、血管保護、呼吸機能改善の効果と考えられています。
女性に外因による死亡リスクの低下が見られたのは、テアニン、カフェイン(認知能力、注意力の改善)の効果かも知れません。
明確なメカ二ズムは、現時点では分かっていません。また、ガンでの死亡との関係については、有意差は見られないということです。
コーヒーと全脂肪・主要死因死亡の関連
コーヒーの杯数 | 死亡リスク |
---|---|
1日1杯未満 | 0.91 |
1日1杯~2杯 | 0.85 |
1日3~4敗 | 0.76 |
1日5杯以上 | 0.85 |
コーヒーを1日3~4杯飲む人は、全く飲まない人に対して24%死亡のリスクが低くなります。
1日5杯以上飲む人は、少しリスクが3~4杯よりも高まります。
コーヒーには、男女において有意差は見られていません。
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