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もっと真田丸、真田太平記 39回 家康、幸村を徳川軍勢に取り込みたいが

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もっと真田丸、真田太平記 39

 

慶長19年12月22日、大坂城の堀は埋められ、真田丸も取り壊されます。そして大坂城二の丸に住む左衛門佐・幸村の元を滝川三九郎が訪ね、今伊豆守・信之が伏見に滞在していることを告げ、会うことを勧めます。お江とそのことを話し合う幸村、徳川家康は「東軍に引き入れたいという意図があるのだろうが、そのつもりはない。ただ兄上にお会いしたい、死ぬる前に」、そして幸村はお江と佐助に同行を命じます。

 

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画像参照:土曜日の美女たち

 

その頃伏見・真田屋敷では山中忍びの慈海和尚が信之を訪問、幸村が信之に会いたいと言っている旨伝えます。慈海は家康の意志として「徳川に付くのなら信濃に1万石」という条件を述べ、3日後小野お通屋敷での面会をセッティング。信之に否はないものの、「左衛門佐が徳川に付くとは思えん。別れのつもりであろう」と鈴木右近に呟きます。

 

兄・信之との面会前日、幸村と大助は近江・銭屋(真田忍び)を訪れ、久しぶりに妻・於利世や子供たちと共に時を過ごします。この席で幸村は今後徳川と豊臣は再び手切れになるだろうこと、その時には九度山の蓮華定院を訪ねるよう伝えます。

 

この席で幸村は妻・於利世に頭を下げて詫びます。定まった屋敷もなく寄る辺ない身の上にしてしまったことを。涙を浮かべる幸村、これが夫婦の最期の面会になることを察している於利世。言葉はいらない、切ないシーンです。

 

ep3903
画像参照:土曜日の美女たち

 

面会当日、先に着いた信之は小野お通(竹下景子)とぎこちなく言葉を交わします。信濃のこと、茶碗のこと、幸村とは15年ぶりの再会であることを。今までに会ったことのないタイプの女性、小野お通に緊張してぎこちない信之。

 

そこに通されてきた幸村、関ヶ原以来の兄弟再会です。静かに昔を懐かしむ2人。亡き母上(山手殿)はいつも九度山のことを懐かしんでおられた。冬の陣の真田丸攻防戦では、攻めてくる徳川勢が余りに無様。真田丸を一度は見ておきたかったの、亡き父上にもご覧頂きとうございました。ここで幸村は上田を出奔した佐平次が自分の元にいることを告げ詫びを入れますが、もよと娘・春のことは案じるなと信之。もよは以前と変わりなく上田で働いているし、春を気に入っている小松殿が縁談の面倒を見るという。

 

ep3901
画像参照:土曜日の美女たち

 

信之に迷惑をかけていることを詫びる幸村、しかし「わたくしの心はいつも信濃にございます」。そこに大助と鈴木右近が通されて来ます。大助を信之に紹介する幸村、「叔父上の元で働くもよいぞ」。意を察して大助にさりげなく上田への誘いをかけてみる信之ですが、大助は幸村と行動を共にすると言明します。「命はいとえよ、大助」。そして信之から大助へ祖父・幸隆公の太刀が、幸村から鈴木右近へは亡き昌幸の太刀が贈られます。

 

大坂城へ戻った幸村はその夜佐平次に信之と会ったことを語り、信之から預かった金子を渡してもよと春の近況を伝えます。号泣する佐平次。

 

伏見の真田屋敷にも滝川三九郎が訪れ、真田丸攻防戦が話題になっていることなどを話します。信之は幸村と会ったことを告げ、徳川方に幸村を引き込むことは出来なかったと告白、どんな咎めでも受けるつもりでいることを語ります。「大御所様はそのようなお方ではありますまい」と笑い飛ばす三九郎。大助とも会ったこと、幸村にも信吉たちを会わせたかったと呟きます。滝川三九郎は和議が成った後、幸村と大助が信吉の陣へ訪ねて来たこと、そこで談笑したことを告げ、信之を喜ばせます。

 

 

ep3904
画像参照:土曜日の美女たち

 

今回は信之と幸村の再会回です。正直、余計な言葉はいらないでしょう。ただこの面会の裏には徳川家康の意があり、幸村を徳川方へ引き入れたいという思惑があることを共に知りながらひと言も口にしなかった2人。ただただ会いたい、その思いだけで過ごした一時。渡瀬・信之は抑制が効いた演技で一貫していますが、その抑制がジワジワと涙腺を刺激してくるので困ります。

 

ここまで来たら、後はどこから切っても涙不可壁、覚悟を決めて最後まで走るしかありません。

 

土曜日の美女たち

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