もっと真田丸、真田太平記 12 幸村 秀吉の勧めで妻を
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2016/07/20
もっと真田丸、真田太平記 12
源三郎信幸は沼田城城主となり、鈴木主水の子・小太郎改め右近と共に沼田城の修復に忙しい日々。ある日稲姫の侍女・お順がただならぬ様子で近づいて来ます。聞けば稲姫に信幸の側女となってくれと頼まれたのだが断りたいとのこと。未だ信幸との間に子が出来ないことを憂慮してのことでしょうね。右近は仕方なく協力を約束します。
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画像参照:土曜日の美女たち
その夜稲姫に言い含められた信幸が寝所に行くと、何か気配が怪しい。布団の中にいたのは鈴木右近で、とっさに「お順とは言い交わした仲」と嘘を言います。稲姫と信幸は「2人を娶せてやらねばならぬな」と大笑いしますが、この一件が後に大事につながることになるのです。
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画像参照:土曜日の美女たち
朝鮮出兵が決まり、それぞれに兵が割り当てられることになったある日、信幸の元を稲姫の父・本田忠勝の使者が訪れ、信幸の陣は名護屋の前線に留まるであろうこと、徳川を通じて兵の削減を申し出るようアドバイスされます。何か釈然としない信幸。
数日後、矢沢頼綱が訪れて先日の本田の使者と同様のことを伝え、上田の真田本家は上杉を通じて兵の削減を願い出ること、信幸の沼田分家は徳川を通して申し出るよう述べます。久しぶりに酒を誘う信幸に、居ずまいを正して矢沢頼綱曰く、「もし本家分家で争いがある時は、それがしは槍を取って貴方様を討たねばなりません。貴方様は分家とは言えご当主、その覚悟で兵を養い治めなくてはなりません」
その頃幸村は秀吉に呼ばれて参上しますが、石田三成たちが出兵の調整中で、図らずも真田家の割当を目の当たりにすることになります。「上田の真田家兵数2,000、上杉より削減要請が来ています」鷹揚に「1,200」、「沼田の真田家兵数1,200、徳川より削減要請が来ています」「うむ、700でよい」ここで秀吉が休憩を告げ、幸村に向き合いますが、これはわざと聞かせたのでしょうね。
「源次郎、嫁はいらぬか」突然の問いに戸惑う幸村に秀吉はたたみ掛けます。「ここにいる大谷刑部の娘はどうじゃ」真田家との縁組みなら願ってもないことと大谷刑部(村井国夫)。「国元の了解をもらうのが先か」躊躇っていた幸村は、ついにこれを受け入れます。「これで源次郎も豊臣の縁者よのう」この秀吉の言葉に、「兄は徳川、自分は豊臣」兄と自分の道が別れてしまったのかもしれないことを思う幸村。
幸村縁組の報せは沼田の信幸の元へも届き、「関白様は変わられた。万が一豊臣と徳川が戦となった時、私は源次郎に槍を向けねばならぬ」心配そうに見つめる稲姫。「その時は逃げ出すぞ」笑い合う2人。上田と沼田、信幸と幸村。避けようのない分かれがヒタヒタと近づいてきた感のあるシーンが続きます。
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画像参照:土曜日の美女たち
その頃、忍びたちも変化の渦の中にいました。豊臣の御伽衆・山中内匠が東へ急ぐのを追ってお江たちがつけたところ、甲賀の里徳川忍びの元締め・山内大和守邸に入るのを目撃、このことを報せに1人が戻り、お江は見届けるために残ります。山中内匠と山内大和守に血のつながりはありますが、片や豊臣、片や徳川。一体何が起きつつあるのか。しかし敵地に1人残るお江、無事に戻れるのでしょうか。
土曜日の美女たち
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