大河ドラマ 真田丸 第5話 信長の死
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真田丸振り返り、第5回 窮地
前回織田信長とも面会し、武田家亡き後の安定を見つけたかに思えた真田家でしたが、「信長死去」の報せが入ります。天正10年、本能寺の変です。
さすがの昌幸も「どうするか分からんっ!」になりますし、京へ向かっていた徳川主従にも動揺が走ります。
織田方への人質として姉・松たちに同行していた信繁は、ただならぬ様子に安土から京へ向かいますが…。
本能寺の変による波紋

歴史的なこの事変は、今まで散々に描かれてきました。
炎に包まれる中、死を覚悟した信長が敦盛を舞う。
「真田丸」での本能寺は、そうしたテンプレートを(ここでも)破ります。
元々「真田信繁の見ていないことは描かない」ということですが、信長の死が伝わっていく様子、引き起こした動揺などが生々しく、真実味がありました。
この一報を受け、草刈・昌幸は小県の国衆を集めて、上杉に仕えることを提案します。
「義」は上杉家の家風

昌幸の意を含んだ弟である真田信伊(イはなし)は上杉景勝と面会、織田残党からの庇護を求めますが、追い詰められた織田残党に追い打ちをかけるのは義を重んじる上杉の家風ではないと断られます。
内情はともかく、小県の中小零細企業である昌幸たちからすれば「この期に及んで綺麗事を言う上杉は恃むに能わず」ではなかったでしょうか。
そう言えば、以前軍議の席で矢沢叔父上が「乗るかそるかは真田の家風じゃ!」と豪快に放ったことがありましたが、家風は事ほどさように違いますねえ。
風雲急を告げる中での神君伊賀越え

籠酔いをこらえつつ京に向かう家康にも、信長死去の一報が届きます。
明智の兵に捕らえられることを避けつつ、万が一信長が生きていた場合の言い訳も考えつつ、家康一行が選んだ逃走ルートは伊賀越え。
同行していた穴山梅雪は「こいつらと犬死には御免」とばかりに顔を背けますが、こうして一行は蔵王の横倉の壁ならぬ伊賀越えへと向かいます。
穴山梅雪主従は早々に別ルートへ(この後、ナレーションにて死亡が伝えられる)、服部半蔵に先導されながら急な崖を降りていきます。
家臣が見守る中、叫びながら崖を駆け下りる家康のビビリさ加減が情けなくも愛おしい。
伊賀越えは史実でもあり、現実にはこんな感じだったのではないかなと思わせられます。
ズタボロになりながら辿り着いた小屋で、地元住民によるお握りを頬張る姿はお茶目でしたね。
忠勝との米粒取り合いも良い加減でしたが、これはアドリブだったとか。
忠勝のアドリブに家康が応えたとのことで、ナイス・チームプレー。
ようやく、やっとの思いで阿茶の膝に帰り着いた家康に、「お疲れさまでした~」と声をかけてあげたくなったのは、私だけではないはず。
松を救い出して、真田を目指すが

京へと出向いた信繁たちは、明智光秀軍が織田信長を討ったことを知り、急ぎ安土へと引き返します。
松と人質たちを引き連れて真田の郷を目指すのですが、果たして無事にたどり着くことが出来るのでしょうか。
NHK大河ドラマ「真田丸」公式ホームページ
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