食べないと太る理由

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2015/01/18 2015/05/04

食べないと太る・・・・？

「人間は、食べると太る」　と思っている人が、多くいるのではないでしょうか。

その逆です。食べないと太るのです。

絶対に食べないと、死んでしまいます。

少量でも食事はするはずです。

人間の体は、そのような少量の食事、摂取するカロリーが、極度に少なくなると防御本能が機能します。

脳は、体が飢餓状態と判断し、基礎代謝を下げます。

するとまず、脂肪を燃焼させず蓄積するようになります。

体温は、下がります。筋肉が、落ちていきます。

少しの食事の中から得られるエネルギーを使わないように体が生命維持のために我慢するのです。

生きているだけもエネルギーは、当然必要です。食事風景　家族

心臓をはじめ内臓を働かすエネルギーが必要です。

脳を働かせるにもエネルギーは、必要です。

体温も３６℃ぐらいには、保つ必要があります。

これは、体の中でエネルギーを燃焼させているから体温があるのです。

この生命活動だけの基礎代謝が、全代謝量の７０％を占めているのです。

具他的に言うと、年齢２０歳、体重６３ｋｇの男性の場合、１５１０ｋcal／日のエネルギーを必要とします。

だから、このエネルギーだけは、必ず確保する必要があるのです。

ところが、食事制限ダイエットのときには、体温をさげ、筋肉を落とし、基礎代謝をさげるのです。

そして、少しずつでも、脂肪を蓄積するのです。

たまに多くの食事をしたときには、大量に脂肪をため込むのです。

それが、食べないで痩せたダイエットのリバウンドなのです。

これが、食べないと太る　と言われる理由なのです。

食べて痩せる

食べないと太る理由は、先の説明でわかったと思います。

すると今度は、きちんと食べて痩せることを考えます。

管理された食事をきちんとすると太ることは、ありません。

管理されていなくても正しい知識があれば、太ることは少なくなります。

ちまたには、いろいろなダイエット方法が、氾濫しています。

すごく無理をしたような、ほとんど食べない絶食に近いようなダイエット法もあります。

これらも、基礎代謝の原理をきちんと理解していれば、それらのダイエット法が本当に正しいのか判断できると思います。

最低限、基礎代謝を賄うだけの食事をしないといけません。

そして、痩せるためというか、適切な体重、健康な体にするという考え方は、基礎代謝を上げることです。

基礎代謝が、下がって太るときの　もっとも大きな原因は、つぎの二つです。

①筋肉量の低下

②心肺機能の低下

基礎代謝を上げるには、その逆で、この二つを上げることで、無理なく上がるのです。

特に、代謝量は筋肉の静的運動で多くが使われます。

筋肉量を上げるために、脂肪分の少ない赤身の牛肉など良質なタンパク質の摂取し、

継続的に静的運動を行うことが一番です。

きつい運動は、短期間で効果がでますが、長期にわたり持続できません。

また、他に体を痛めることも多くあります。

静的運動として、少し汗ばむ程度のウォーキングなどが、無理なく続けられます。

日頃の歩行も、トボトボ歩くのではなく、ピシッとして歩く。

背筋を伸ばしていい姿勢で、早足で、腕を振って歩くことを心がければいいのです。

職場で行う、毎朝のラジオ体操もきちんと行えばすごく効果が、あります。

寝る前の柔軟体操も効果あります。

体温を上げ血行をよくすることも効果あります。

お風呂は、シャワーだけで済ませるのではなく、お湯につかりましょう。