もっと真田丸 その九 オープニング映像 公開
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もっと真田丸、その九 オープニング映像・黄金の日々
大坂編が好調な「真田丸」、これから北条討伐や秀頼誕生、豊臣秀次事件などへ着々と進んでいくことと思います。
豊臣秀吉というと明るくて人好きのする人誑しがステレオタイプですが、後半生はただただ秀頼大事で半ば狂っているのではないかという印象が個人的に強いです。
秀長がもう少し生きていてくれたらストッパーにもなったのでしょうが、ここから豊臣政権を支えられるのは北政所や石田三成程度で、見ているこちらも薄氷を踏むかのような視聴を覚悟することになるのでしょう。
オープニング映像(動画)が公開されました!
「真田丸」オープニングのメイキング映像が公開されました。
光と影を上手に活かした甲冑のシーン、流れ落ちる滝の上にそびえる城の迫力など、中々楽しめます。
そう言えば先日この米子大瀑布の上に本当に城があるものと勘違いして観光客が訪れたため、注意喚起がなされていました、ご注意下さい。
真田信繁は最期まで城を持ちませんでしたが、もし持っていたなら「こんな城」というイメージでCGにより創られたそうです。
赤備えの真田軍も少人数で撮影し、CGによってあのスケール感のあるシーンに仕上げたとのこと。
この華々しいシーンが信繁の人生で大きく花開いたときであったと思うと感無量ですが、同時に生を終わるときでもあることを思うと胸迫るものがあります。
夏の陣をこの映像のように描いてくれるのかという一抹の不安もありますが、期待して待ちたいような、見たくないような。
黄金の日々で、呂宋助左衛門を演じた松本幸四郎さんが、同じ役登場
以前の大河ドラマ「黄金の日々」で呂宋助左衛門を演じた松本幸四郎さんが、同じ役で「真田丸」に登場することがニュースになっていました。
そう言えば三谷幸喜氏が子供の頃に夢中になって見ていた大河ドラマが「黄金の日々」、一番好きなドラマだと読んだ記憶があります。
それで「黄金の日々」をざっくり調べてみました。
時は同じ戦国時代、呂宋助左衛門は堺の町の商人です。
堺の豪商・今井宗久の下で奉公し、琉球へ向かう船が難破してルソン(フィリピン)に到着します。
その関係からルソンとの貿易を営み、今井宗久の助けもあって商いを大きく育てていきます。
豊臣秀吉とも良い関係を築いていきますが、後に関係が悪化して国外退去を命じられるようになります。
この関係悪化の原因がルソンの壺なのかどうかは分かりませんが、現地では便器として使う陶器を高値で大名たちに売りさばいたというエピソードがあるようです。
堺の商人というところから、千利休絡みがある可能性もありますね。
この「黄金の日々」はそれまでの武将物から大きく舵を切った商人物で、当時の堺の経済や力を持った商人たち、武士の高圧的な権力の押しつけを嫌う風潮が描かれている作品です。
また「黄金の日々」では秀吉の前半生と後半生を光と影のように描いているようで、三谷幸喜氏のリスペクトがあるのかもしれません。
リスペクトと言えば「真田太平記」を踏襲したのかと感じられるようなシーンや台詞もあり、ドラマを楽しむ枠が広げられたようにも感じます。
「真田丸」を見るための一週間、これらのドラマを楽しんでみるのも一考です。
NHK大河ドラマ「真田丸」公式ホームページ
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