引越し カルガモ親子 引越しの理由を知っていますか
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カルガモに見る自然の摂理
小さな身体をちょこまか動かしながら、必死にお母さんカモの後をついて行く子カモたち。
そんな姿を温かく見守りながら、車を止めるお巡りさんやドライバー。
そんなニュースを見ながら、かわいい~と声を上げてしまうテレビのこちら側の私たち。
たかがカルガモ親子の引っ越し風景なのですが、縁石を越えられずに何度もトライする子カモに「頑張れ!」と心の中でエールを送ったりしてしまうのも事実。
何故カルガモは危険を犯してまで引っ越しをするのか、ちょっと調べてみました。
カルガモ親は餌を与えない

テレビなどで卵から孵ったヒナに親鳥がエサを与えるシーンがありますが、カルガモの親は子カモにエサを与えることはしないのです。
だからヒナを引き連れて藻類や草、水生小動物などのエサがある水辺に引っ越しするわけなのですね。
もちろん最初から水辺に卵を産む個体も多いのでしょうが、カルガモは水辺から離れた所へも産むらしいのです。
卵が孵ってからはエサや安全性の面から水辺や水上の方が環境上良いので、ゾロゾロ子カモたちを引き連れてのお引っ越しになるわけですが、そこは弱肉強食の自然界。
産まれたヒナ全てが成鳥になるわけではなく、外敵に襲われたりして数羽に落ち着いていきます。
雄は安保関係で力を発揮

ではカルガモの子育ての方はどうなのかと言えば、「基本雌のみ」という意見と「両方で」という意見が混在しているようです。
しかし時系列でウォッチしている方によれば、カルガモ母子に外敵が近づこうものなら割って入って撃退するとのことなので、遠くから見守っているのではないでしょうか。
普段はベタベタするわけではないけれど、ここぞ!という時に力を発揮してくれるカルガモのお父さん、素敵です。
自然の中に生きている

弱いものが必然的に淘汰されていく自然界の摂理の中で、カモ自身もその摂理に手を貸すことがあります。
エサ場である水辺で子カモたちの密度が大きくなり過ぎると、親鳥が子カモを間引くのですね。
身体の弱い個体や成長が遅い個体を選んで、情け容赦なく自然の摂理のもとに還します。
我々人間の側は「可愛い~」と見ているわけですが、カモたちは生き残るために遺伝子レベルで刷り込まれているであろう行動に自然に身を委ねるのです。
「可愛い~」とか「かわいそう」とか言う人間の感情とは別の所で、彼らは生きて命を繋いでいるのですね。
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