コレステロール　ＨＤＬの数値が高いのだが大丈夫か

スポンサードリンク

2015/10/11 2015/10/12

コレステロールとは

コレステロールとは、なにか知っていますか？

コレステロールは、体の中では、脂質に分類されます。

コレステロール自体は体に必要なものです。これは、善玉も悪玉も同じ役割を持っいて、不要なものではありません。

コレステロールにもきちんとした役割があります。

■細胞膜を作る。

■筋肉を作るホルモンの原材料。

■栄養分の分解。

■栄養を吸収する胆汁酸の原材料。

しかし、この善玉と悪玉のコレステロールに、分子の違いはありません。

違いは、比重です。ＨＤＬは比重が大きく、ＬＤＬは比重が小さいのです。

この善玉と悪玉のコレステロールの量を合わせて、総コレステロールと言います。

しかし、善玉、悪玉にはそれぞれ固有の性質があって、体によい働きをする善玉、悪さをする悪玉があります。

悪玉が多すぎ、善玉が少ないと動脈硬化の危険性が高まります。これが、よくない状態です。

悪玉コレステロールと善玉コレステロールは、全く逆の働き

悪玉は、ＬＤＬコレステロールです。

この悪玉は、肝臓から体の隅々にコレステロールを運び出します。

一方、善玉は、ＨＤＬ。この善玉は、体の隅々に運び出されたコレステロールを肝臓に戻します。

この善玉と悪玉は、全く反対の働きをしているのです。

この働きのバランスが取れていなくて悪玉が多い場合には、体の隅々にコレステロールを運び出す量が多くなってしまいます。

運び出されたコレステロールは、血管の内側にへばり付くのです。

へばり付くと勿論、血液は流れにくくなります。

同時に、へばり付いたコレステロールは、動脈を硬化させます。

固くて弾力がなくなり、ひび割れした古いタイヤのような状態になります。

この動脈硬化が進むと心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳卒中などの重大疾病を起こします。

これらの病気は、前ぶれがなく、突然やってきます。

それが、怖いのです。心筋梗塞は三大激痛の一つで、命までをも奪う危険な病気です。

悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やすことができる

私は、去年から今年(2015年)にかけてダイエットを行いました。

ダイエットは、成功して体重は大きく減りました。

２０１５年　　２０１４年　　２０１３年　　２年間の変化率

体重　　　　　　　　６７．３　　　７８．９　　　８０．０　　　　ー１６％

総コレステロール　　１７１　　　　１９４　　　　２０８　　　　　ー１７．７％

中性脂肪　　　　　　　４０　　　　　７３　　　　　７８　　　　　ー４８．７％

ＨＤＬ（善玉）　　　　７６　　　　　６８　　　　　５５　　　　　＋３８．２％

ＬＤＬ（悪玉）　　　　８５　　　　　１１３　　　　１２６　　　　ー３２．５％

この変化をみると明らかに体重が減って中性脂肪、悪玉コレステロールが減っています。

そして、善玉コレステロールが増えています。

中性脂肪は、減りすぎの限界ぎりぎり、善玉は、多過ぎの限界超になっています。

中性脂肪を減らし、悪玉コレスレロール減らすには、体重を減らせばいいのです。

私にもできたのですから、みなさんもできるはずです。

痩せるためのの苦しさ、痩せてからの苦しさも何もなくできたのです。
意外にも簡単にできました。
私の痩せた方法を見てください。

そして、健康診断に異常は見られていません。

（尿潜血はみられますが、これは、１９歳から続いていて、精密検査でも特に問題とは考えられていません。）