胃レントゲン 放射線量 危険ではないのか
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胃レントゲン 放射線量
胃がんを早期発見するために、行ってきた胃のレントゲン検査が、がんの発症のリスクが高く危険性があると分かってショックです。私は、35歳になった時から、義務のように胃のレントゲン検査を毎年行ってきました。それが、がん発症のリスクが高いと言うので、何をしているのか、発見するための検査でがんを発症させるなんて、何をしてきたことか。馬鹿らしくて話にならないことです。ショックです。
にも拘らず、今年の検診からほぼ強制的に胃のレントゲン検査が行われました。従来は、希望者のみであったにも関わらず、理由がない限り強制的です。この改悪は、いったい何なのか、怒りを覚えます。
放射線被ばく量の比較
自然界で1年間にあびる放射線量 1 ~ 1.5 ミリシーベルト
胸部レントゲン 0.07~0.1 ミリシーベルト
胃バリュウム検査(大フィルム撮影) 15 ~ 25 ミリシーベルト
〃 (小フィルム撮影) 20 ~ 30 ミリシーベルト
CT検査 10 ~ 20 ミリシーベルト
最も、被ばく量の大きいのは、検診バスなどで撮影する胃のバリュウム検査なのです。
バリュウム検査は、口から飲んだバリュウムが食道、胃を流れる状態を観察し異常を見つける方法です。
しかし、あの健診の間、飲んだ時から検査が終わるまで、ずっと放射線は垂れ流しで照射されているのです。
比較で分かる通り、胃のバリュウム検査の被ばく量が多いことが、分かると思います。
短時間で、これだけの放射能を浴びると遺伝子のDNAの一部に傷をつける可能性があるというのです。
更に、毎年受け続けると遺伝子の傷害は蓄積され、やがて発がんに至るというのです。
2004年にLancetという学術雑誌に英オックスフォード大のグループが、日本でがんになる人の3.2%は健康診断や病気の診断を目的とした医療機関でのX線検査に伴う放射線の被爆が原因とされるという報告をしたのです。
この報告を日本では、読売新聞が平成16年3月15日に記事にしています。この時の記事では、胃のバリュウム検査ではなく、過剰なCT検査を問題と捉えて報道しています。
新聞では、CT検査を捉えていますが、毎年CT検査を受けることは、稀です。
それよりも、私のように毎年胃のバリュウム検査を受けている人は、多くいます。
特に、今年から理由の無い限り、強制的に検査をうけなければならなくなりました。
傷ついたDNAが原因で発がんする1回の被ばく量は、50~200ミリシーベルトと言われています。
これは、広島、長崎の原爆によるデータです。これから言えば、1回のバリュウム検査で発がんに至ることはありません。
しかし、毎年、検査することによりDNAは、徐々に傷つき、やがて発がんに至る可能性は否定できないのです。
まとめ
胃のバリュウム検査は、毎年、受け続けることは、発がんする可能性があり危険です。
バリュウム検査は、強制になりましたが、自費で胃カメラによる検査を行うと言えば、拒否できると言うことです。
元々、バリュウム検査による早期の胃がん、食道がんを見つけることは、困難です。
早期、胃がんのうち30%程度は、見落とされている事実があります。
バリュウム検査で疑いが見つかれば、胃カメラによる検査が必要となります。
それなら、初めから検出精度の低いバリュウム検査は、無意味です。
危険で、精度の低いバリュウム検査を行わず、胃カメラの検査を受けることを オススメします。
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