トイレ　リフォーム　和式から洋式に変えるとき

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2015/12/04

トイレをリフォームしたい…和式から洋式へ

新築で建てた家も、長年住んでいるとあちこち痛んでくるものです。

特に水回りは（トイレ、洗面所、浴室、キッチンなど）年々変化進化が進んでおり、建てた時は最新設備だったのにも関わらず、ショールームを見学すると「リフォームしたい！」と痛感させられることもしばしば。お財布と相談しながら、優先度合いの高い順番でリフォームしていくのが良さそうですね。

優先度合いから言えば、使わない日はないトイレがトップバッターなのではないかと思います。

バリアフリーに

築年数にもよりますが、和式トイレのお宅も結構あります。

ドアを開けると、少し上がった床の上に便器があるタイプのトイレです。

公共施設などは和式トイレの比率が高く、自宅の洋式に馴染んだ子供が嫌がるという話を聞いた事があります。おそらくは水を流せるので掃除が楽といった理由なのだと思いますが、「座る」のと「しゃがむ」のとでは、使用感が全然違いますよね。

また高齢になると足腰に負担がかかることから、和式トイレから洋式トイレへの交換を考えることもあります。中には馴染んだ和式でいいという人もいるでしょうが、身体のことを考えても洋式トイレがおすすめです。

和式トイレをリフォームする場合、少し上がった床部分は壊してフラットにします。

トイレの外と中の床の高さは同じに、バリアフリーになるわけです。

和式トイレで室内に手洗いがある場合、大抵室内の角に設置してあることが多いと思いますが、これも取り外します。長年の使用でくっきりと跡がついていたりするので、壁も同時に補修することが多いですね。

またタイル張りのトイレの場合も、床壁共に貼り替えます。

クッションフロア＆クロスで

新しいトイレの床、壁の素材として使われることが多いのが、クッションフロア＆クロスの組み合わせです。タイル張りよりも暖かいし、床も柔らかな踏み心地です。

壁のクロスも防水機能のある物など多機能、多種類ですので、この辺りの要望は細かく業者に伝えたいところです。

取り付け位置は、トイレのタイプで決まる

新しいトイレの位置は、取り付けるトイレに合わせて決まります。

大抵はトイレの壁から何センチといった具合で決まりますので、新しいトイレを選ぶ際によく確認して下さいね。稀にですが、選んだトイレだとどうしても壁際が空いてしまう、ドア寄りにしか設置できないという場合もあるようです。日本のトイレはそう広くはないため、中途半端な位置にトイレがあると違和感がありますし、掃除が大変など問題も起こりますから、「どうしても、このトイレ！」が決まったら確認するのが一番です。

補助金を使える場合も

和式トイレから洋式トイレに変える場合は、床や壁をいじる必要があるので費用もそれなりにかかります。

工事にかかる日数は1日～２日程度、ある程度の広さがあるトイレでカウンター付き手洗いを設置する場合などだと、工期費用共にもう少しかかる可能性があります。

和式から洋式へと変更してバリアフリーになったことで、補助金を使える場合もあります。

金額は費用総額に対して何％という場合が多いと思いますが、「地元の施工業者を利用する」などの条件を設けていることがありますので、事前によく確認しておくと安心です。

昔ながらのトイレで電源がない場合はウォシュレットが使えませんので、こうした場合は一番近くから電気を引き込むことになります。

少々面倒かもしれませんが、事前によく打ち合わせをして快適なトイレライフを送って下さい。

新しいきれいなトイレをピカピカに掃除してあげて下さい。

何と言っても、トイレの神様の力は偉大ですからね！

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