トイレのリフォーム　あれこれ

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2015/12/01

トイレをリフォームしたい、あれこれ

さて一念発起してトイレをリフォームすることにしました。

リフォーム会社数社から見積書を採って、どこにお願いするかを決めようと思います。

素人なので業者さんに丸投げするしかないのですが、業者にお任せする部分と自分達で把握出来る部分があります。自分達で把握出来る部分を、いくつか見ていきましょう。

井戸水か水道水か

もっとも基本的なことですが、都心部はともかく地方に行くと飲み水には水道水を、トイレやお風呂には井戸水を使用している所もまだまだあります。

全部を井戸水で賄っている所もあるかと思います。

このような場合、取り付けたいトイレが井戸水に対応している必要があります。

昔ながらの家でトイレも広いので、手洗い付きカウンターでタンクレスでと思っても、「井戸水不可」というのでは、折角の夢も萎んでしまいますね。

「飲料用の井戸水なら可」という事もありますので、業者さんとよく相談して選びましょう。

ただし井戸水使用の場合は不純物などが多く、どうしても設備の痛みが早いのでメーカーによっては保証が付かない事も多いようです。

簡易水洗しか設置出来ない場所も

下水道が整備されていない場所、浄化槽が設置出来ない場所だと、簡易水洗トイレを利用することになります。原理は汲み取り式と同じですが、使い方に大きな差はないと思います。

最近は簡易水洗トイレもずいぶん改良されてきているようですので、業者さんに相談するのが間違いないでしょう。

マンションのトイレの場合

マンションの場合に大きなポイントになるのが、水圧です。

建物の上層階に行くほど水の出が悪くなることがありますが、あれです。

タンク付きなら問題ないのですが、タンクレストイレは水圧で水を流すので、事前のチェックが必要です。

「トイレを交換したら、水の出が悪くなった」なんてことのないように、業者さんとよく相談しておきたいもの。最近のタンクレストイレにはマンション用も用意されているようですので、最適な物を選びましょう。

補助金が使える場合も

これは特に和式トイレを洋式トイレにリフォームした場合、トイレ内に握りバーを設置した場合に対象となります。工事代金総額の何％までと上限が決まっていると思いますので、事前に自治体の窓口でチェックすることをおすすめします。全ての自治体が対応しているわけではなく、対応していても「地元業者を利用すること」などの条件が付けられていることも多いからです。

また補助金とは別に、介護保険で一部費用負担が可能な場合もあります。

年齢などの条件があるのですが、この辺りはご本人が窓口で確認するのが一番です。

こちらも併せて確認しておくと、後々スムーズに事が進みますね。

こんなトイレにしたい！と思ったら、どこまで可能なのか、予算はどうなのか、よくよく検討することが大切です。無理な部分が見つかったら、優先順位を決めて他の部分をバッサリやることも必要です。

予算が足りないのなら、予算の範囲でトイレを選びましょう。

リフォームは、結局人間が気持ち良く生活を続けていくために行うのですから。

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