母の日のプレゼント　幸せの青い花

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2016/04/14 2016/04/14

母の日のプレゼント、幸せの青い花

最近は母の日の贈り物としての花も、カーネーションだけではなく様々な花が打ち出されてきました。

花の色もカラフルに、縛りも少なくなってきている印象があります。

「縛り」と言うのは、例えば黄色いカーネーションの花言葉はプレゼントとしてどうか？といったものですが、今回は花の色、特に「青」「ブルー」について調べてみました。

「青」の遺伝子を持たない花

母の日のプレゼントとして花を贈ろうとカタログやサイトを見ていて、特にカーネーションの色の幅が以前より格段に広がっていることに気づかされます。

オレンジやグラデーションがかっているものなど多彩さに驚くばかりですが、ことに最近目を惹くのが「ブルー」です。

青い花なんてたくさんあるじゃないかと言われそうですが、「青」の遺伝子を持たない花もあり、カーネーションもその一つ。

そこに挑戦したのが、ビールや飲料で有名なサントリーでした。

青いカーネーション、永遠の幸福

サントリーとオーストラリアのフロリジーン社によって、まず開発されたのが青いカーネーション「ムーンダスト」。

サントリーが開発に着手したのが1980年代、青いカーネーションが世に出たのが1995年です。

元々「青」の遺伝子を持たないため、その遺伝子を持つ花から遺伝子を取り込み、操作することによって青いカーネーションが誕生しました。

遺伝子組換えであることから切り花のみとしての流通が認められたのが2004年、出回り始めたのはそれ以降ということになります。

また「青」のニュアンスも幅があり、数種の色が販売されています。

どちらかと言えば、紫色がかった青という印象でしょうか。

青いバラ、夢　かなう

カーネーション同様、2004年に開発されたのが青いバラ、アプローズです。

「アプローズ」とは喝采という意味で、花言葉は「夢　かなう」。

青いバラの誕生も驚きをもって受け止められたようですが、ここに至るまでの年月を思うと、この花言葉に全てが込められているような気がします。

今後は「空の青」を目指していくということですので、近い将来市場で出会うことが出来るかもしれませんね。

ちなみにアプローズから作られた香水が既に販売されていますが、どんな香りなのか気になります。

また石鹸も販売予定とのことなので、こちらも楽しみですね。

幸せの青い鳥は幸せはそもそも自分の家にあったのだというお話ですが、自分の家＝自らの内ということならば、私たちは既に幸せを持っているということですよね。

幸せはそれがやって来るのを待つものではなく、それを探しにどこかへ行くというものでもない。

自分の中や周りに実はあった幸せに気付き、水や肥料をやり雑草を抜いて自ら育てていくもの。

幸せの青い花を見ながら、そんなことを考えてしまいました。

サントリーフラワーズ公式サイト