肥満は リスクがいっぱいで、メリット無し
スポンサード リンク
2015/12/27
肥満のリスク
肥満症には、何のメリットもありません。
病気を発症するリスクがいっぱいです。
最後には、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの大変怖い病気につながります。
肥満とは、体脂肪が付きすぎた状態で、一般的にBMIが25を超える状態を言います。
肥満になると体の各部に負担がかかります。
1、関節の負担
単純に体重が重くなるので、各部の関節には増加した重量は負担となります。膝、腰には大きく負担がかかります。
歩くときには、体重の2~3倍の荷重がかかっています。膝、腰の痛みが若いころから発生することがあります。
また、加齢と共に筋肉、骨格の量も減るため負担はますます大きくなります。
2、心臓の負担
体重が、1kg増えると毛細血管は3km伸びると言われています。肥満により肥大化した脂肪細胞にも栄養を与えないわけにはいかないのです。そのため血管は延び、より遠くまで血液を送るために心臓の負担が大きくなります。10kgも太れば30kmです。恐ろしい距離です。
3、糖尿病の発症リスクが高くなる
脂肪細胞が、肥大化すると脂肪細胞から分泌される蛋白 アディポネクチンが、少なくなってしまいます。アディポネクチンが、少なくなってしまうとインスリン抵抗性が発症し、血糖値が高くなり、糖尿病発症のリスクが高くなってしまうのです。
その発症率は、痩せている人の16倍と言いますからもう尋常ではありません。
4、生活習慣病
前述の糖尿病に加えて高血圧、高脂血症などの発症リスクが高まります。いわゆるメタボリックシンドロームですが、糖尿病においては、その発症のリスクは7~9倍、心筋梗塞や脳卒中の発症リスクは、3倍にもなります。
脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪が、あるのですが内臓脂肪が、危険なのです。
皮下脂肪は、お尻や太ももにつく脂肪で皮膚の直ぐ内側にあって、つまむことができるものです。対して、内臓脂肪は、腹筋と内臓の間につく脂肪が内臓脂肪です。
簡単に内臓脂肪型かを見分けるには、ウエスト÷身長=0.5以上かどうかです。
ウエストが身長の半分を超えていたら内臓脂肪型肥満です。
内臓脂肪型が危険
脂肪を蓄えるところが無くなることです。
すると血液中に脂肪溢れ出す状態になってしまうのです。
このような状態の場合、常に血液中の脂質濃度を高め、脂質異常症となります。
この脂質異常症になっても痛くも痒くも無いので、放置されてしまいます。
しかし、そうしている間に血管の内壁には、脂質がこびりつき溜まっていきます。
やがて、血管は弾力が、失われる動脈硬化へとなっていきます。
この動脈硬化も何の自覚症状もありません。
最後は、心筋梗塞、脳梗塞が突然襲ってくるのです。
だから、内臓脂肪型肥満は、危険なのです。
スポンサード リンク
関連記事
-
糖尿病の原因 インスリン抵抗性改善方法
糖尿病が怖いのは 糖尿病は、病名より尿に糖分が出る尿の病気のように …
- PREV
- 糖尿病の原因 インスリン抵抗性改善方法
- NEXT
- 動脈硬化