糖尿病の初期症状
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2015/12/27
糖尿病とは
糖尿病とは、インスリンと言うホルモンの分泌不足、作用不足によって、慢性的に高血糖になる病気です。インスリンは、膵臓から分泌されます。インスリンの役目は、ブドウ糖を細胞に運ぶことです。
このブドウ糖が、高カロリーの偏った食事を続けたりや喫煙、飲酒など生活習慣の乱れにより分泌が悪くなったり、作用しにくくなるのです。
このインスリンの分泌量が少なくなったり、働きが悪くなったりすると身体の各器官の細胞に栄養分が取り込まれなくなります。
血液中の栄養分が、取り込まれなくなると、血液中のブドウ糖の量が増えていきます。
この状態が、血糖値が高いと言われる状態です。そうすると筋肉や内蔵にエネルギーが供給されないので、全身でエネルギーの足りない状況が発生します。
この状態が長く続くと腎症、網膜症、神経障害などの合併症が発症することがあります。
糖尿病の治療は、この血糖値を正常な状態に戻すことにあります。
この糖尿病とその予備軍 隠れ糖尿病は、日本人の5人に1人ぐらいいると言われるほど多くの人がなっている病気です。
糖尿病は、肥満の人がかかる病気だと思っている人が多いようですが、そんなことはありません。60%の人は、痩せていると言われます。
糖尿病は、一度発症すると、ほぼ完治はしません。
発症した場合は、糖尿病と上手に付き合っていくことが必要です。その付き合いとは、血糖値を正常範囲に管理することです。
食事、運動療法を自分自身で行うことが必要です。
初期症状
糖尿病は、発病していても自覚症状がほとんどありません。気が付かないことがほとんどです。
一般的に言われている初期症状は、次の通りです。
■異常に口が渇く
■おしっこが、多くなる
■体重が減少する
■疲れやすい
と言われて私もひょっとするとと思ってしまいます。
体重が、半年で15kgも減少しましたし、おしっこの回数も多いです。
しかし、口が渇くことはありません。これって、糖尿病?と心配になります。
なかなか、具体的な判定基準では無いので、自分で判断することは難しいものです。
口の渇き
ただ、口の渇きは尋常では無いようです。口の渇きは、血液中にブドウ糖が多くなります。血液中のブドウ糖の濃度が高くなったことを察知した脳は、血液の濃度を下げるために水を飲めと指令するので、結果、口が渇き水を飲むようになるのです。当然水を多く飲むのでおしっこの回数も量も増えるのです。
体重の減少
体重が減るのは、単純にインスリンの本来の機能が失われているので、体の各器官にブドウ糖が届かないからです。各部にブドウ糖が届かなくなると、蓄えられていた脂肪や筋肉をエネルギーとして使うので痩せてしまい体重減少に繋がってしまうのです。スポンサード リンク
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