動脈硬化

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2015/06/21 2015/12/27

動脈硬化とは　脳梗塞、心筋梗塞の最大原因

厚生労働省が発表している死亡原因の内訳で、脳血管疾患と心疾患は、合わせて約３０％。ほぼ、がんと同じ割合です。

がんと合わせて、脳血管疾患、心疾患は三大死因と言われているのです。

この脳血管疾患、心疾患の最大原因は動脈硬化なのです。

だから、動脈硬化を進行させるような生活習慣を改めましょうと言われているのです。

動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる恐ろしい血管の状態です。

梗塞とは、血管が詰まること、そして、この血管が詰まることこそ動脈硬化から起こるのです。

血管の老化により血管は、肌と同じようにシワがより、ハリが無くなってしまいます。

弾力やしなやかさが無くなり、血管が詰まってしまうのです。

血管が詰まればどんな恐ろしいことが、起こるかは想像できると思います。

酸素や栄養が体の各部に送られなくなるということですから、最悪、命を落とします。

ところが、この動脈硬化は、血管が詰まって血液の流れに異常が起きるまでは、自覚症状がないのです。

症状が出た時には、既に重症化しています。

この動脈硬化の起こりやすいのが、心臓の環状動脈、大動脈、脳、腎臓、頚部、手足、内臓などです。

血液の流れに異常が出た時には、突然、心筋梗塞や脳梗塞が起こるのです。

動脈硬化がなぜ起こるのか

血液が、サラサラの状態ではなくなりドロドロの状態になると、粘性を持った物質が血管の内膜に付着してきます。

このドロドロの正体が、悪玉コレステロールなどの脂肪です。

そのうちに、悪玉コレステロールが付着、沈着して粥腫という血管内に膨らみができ血管断面が小さくなります。

この粥腫が破れると血栓ができ動脈が詰まるのです。

やがて、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、腎梗塞、手足の壊死などが起こります。

動脈硬化を引き起こすのは内蔵脂肪型肥満からです。

高カロリー、高脂肪の食生活を続けていると、過剰なカロリーは肝臓で脂肪として蓄えられます。

やがて、貯えきれなくなると、脂肪が血液中に流れだします。これが、脂質異常症です。

根本原因は、過食と運動不足

脂質異常症は、なんと言っても、高カロリー、高脂質の食生活と運動不足に尽きます。

一日のエネルギー必要量以下に抑えるべきです。

一日のエネルギー必要量＝基礎代謝 × 身体活動レベル　とされています。

活動レベルは、３段階。

殆どがデスクワークの人は、１．５

軽い運動をする人は、１．７５

活発に運動を行う人は、２．０

私は、普通レベルなので、基礎代謝×１．７５

一日の必要エネルギー量　=　１４６２×１．７５＝２５５８ｋｃａｌとなる。

このカロリー以内に抑えれば、肥満になることはありません。

超える量を食べ続ければ、間違いなく肥満になり、やがては動脈硬化へ向かいます。

太りたくない、痩せたいのなら、できるだけ基礎代謝を上げるように心がけることが必要です。

基礎代謝量＝体重 × 基礎代謝基準値が、定められています。

因みに、私　５２歳、男性は、２１．５ｋｃａｌ／ｋｇ／日　×　６８ｋｇ　＝　１４６２ｋｃａｌとなります。

最後に、食べないで痩せることは、逆効果です。

逆にこれだけは摂取しなければ　ならばならないカロリーです。

そして、食事のメニューは、肉食より魚を。

洋食より和食を心掛けてください。

揚げ物は少なくして、脂肪の摂取を、少なめに。

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