事故が起こらないようにする 基本は整理、整頓
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安全訓話 2周目 より内容が高まります

安全訓話は、今回から2周目に入ります。既に23回の安全訓話を聞いてきました。
23回の安全訓話は、貴重な体験談が多かったと思います。
その貴重な安全訓話を聞いて 自分の仕事の中に潜む事故の恐れが頭に入ったと思います。
多くの体験談を聞いて、事故を未然に防げていると思います。
安全訓話は、2周目に入りより内容の濃い話となっていきます。
是非、これからも しっかりと聞いて頂きより安全意識を高めてください。
事故が起こらないようにするには
事故が起こるのはどんなときか。
これは、前回言いましたが、不安全状態と不安全行動が重なることにより高い確率で起こります。
前回の私の例で言うと 目的地までの道順を知らない所に車で出かけて、かかってきた携帯電話をとって、前の車に追突する。
また、私の孫は、私の血を引いているので、先週 自転車のチェーンとギアの間に指を入れて指を切りました。
昨日も、医者に消毒に連れて行ってきましたが、この孫のように危険を知らない人は、自分から事故に飛び込んでいきます。
目的地の道順を知らないとか、危険であることを知らないと言うことが、不安全状態です。
そして、運転中に電話に出るとか、回転体に指を入れるのが、不安全行動です。
危ないことを知らない新入社員が入ってくる時期が、もう間もなくやってきますから、皆で注意してあげることが必要です。
去年までは新入社員だった新2年生も慣れてきて、なんや言うほど事故は起こらないやいかなんて思っていませんか?
実は、その気持ちが事故の元です。
事故が起こるかもしれないと思って、正しい手順を守って作業しているから事故が起こらないのです。
それを勘違いして、手抜きと言う不安全行動をすると事故が起こります。2年生になった若い人たちも注意してください。
不安全状態改善の基本は整理整頓
さて、先週の訓話では、木村チーフが言われましたが、安全の基本は整理、整頓です。
整理、整頓ができていない、乱れた職場は危険がイッパイなので常に不安全状態です。
作業場所が、ものでいっぱい、足の踏み場も無いという状態は、危険だらけです。
そんな状態で仕事をしていると危険なことは、誰でもわかると思います。
危ないと注意していれば、なんとかなりますが、そんな気持ちはずっと続きません。
忙しくなると気持ちが焦り安全意識などどこかに飛んで行ってしまいます。
だから整理整頓が基本なのです。どんなに忙しい時でも事故が起きない状態にすることが必要なのです。
整理と整頓の違い
ところで、整理、整頓と簡単に言いますが、整理と整頓の違いは、分かりますか?
整理、整頓 ほとんど同じ言葉のように思っていませんか?
どちらもきれいに片付けることのように思っていませんか?
整理と整頓 実は、全く違います。
簡単に言うと
整理とは、「物を減らすこと」
整頓とは、「配置すること」
具体的に言うと
「整理」とは、必要な物と不要な物に分けて不要な物を捨てる。
「整頓」使う物を使いやすい場所に配置することです。
これが、意外に分かっていない人が多くいると思います。
整理整頓をしようとしてもうまくいかないのは、この違いが分からないこともあるからではないでしょうか?
何度も言いますが、安全の基本は、整理、整頓です。
今一度、不要な物は捨てて、必要なものを使いやすいように配置してみてください。
上手な整理、整頓の仕方
最後に、整理整頓の方法です。
例えば、身の回りの整理する場合、まずは、周りにあるもの全てを別の場所に持って行って、要るものと要らないものに仕分けします。ここで大切なのが仕分けの基準です。
一般的な仕分けの基準は、1ヶ月間使わなかったものは、不要。使ったものは必要なものとします。
ただ、不要となったからといって、全て廃棄するのではありません。
一旦、倉庫など別の場所に置いて保管し、それが、2年経っても、使わなかったら廃棄するなどルール化すればいいと思います。
販売して価値があるなら販売したり、他への転用や、価値が無いなら廃棄です。
書類については、一定期間の保管が必要な記録があります。それは、きちんといつでも取り出せるように整頓が必要です。
それ以外の情報書類は、古くなったら価値が無くなるものも多くありますから整理が必要です。
書類は、スキャナで読み込でハードディスクなどに整頓すれば、物理的なスペースが一気に広がると同時に、必要な時に閲覧も瞬時にできます。
最後にもう一度、安全の基本は、整理、整頓です。今一度、自分の作業場所の整理整頓状況を振り返ってみてください。
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